Contents03-02 Vehicles Descroption  車両解説
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捏造世界の車両について About the Vehicles in the Fablication World.

ご存知の通り、札幌の冬は半年以上続き、積雪量は年平均2m近く、気温も時としてマイナス20度近くに達する事も有ります。このような積雪寒冷地に札幌市だけで180万、周辺の江別・石狩・北広島の3市を含めると200万を超える人口が集中しているのは世界でも稀なことなのです。
そのような環境で70年代後半から国内で唯一欧米に伍してLRT環境の整備を行ってきた札幌市には他の地域では見られない特殊な車両が多数存在しております。各種様々な車両が存在する札幌市ですが、その共通した特徴を挙げると以下の通りとなります。

1・大型車体・連接・連結車両の多さ

これは、札幌市電のうち東西線・東豊線はほぼ準地下鉄と言って良い規模の輸送人数や沿線人口規模を持っていることが上げられます。
そのため、両線は路面電車としては超大型の2698mmと言う車体幅を採用してますが、それでも沿線人口の規模で行けば地下鉄でも可笑しくないと言われる規模だけに とても通常「路面電車」の言葉からイメージされるような車両ではなく、軌道法ギリギリのサイズである全長30m3車体連接と言う大型車両でなんとか凌いでいる状態なのです。むしろ「地下鉄の電車が路面を走ってる」と言っていいのが札幌郊外線なのです。

2・耐寒・耐雪装備の充実

厳しい冬の環境に半年近く封印される札幌だけに、他の地域とは違った装備が求められています。旭川などの極寒冷地での運用も考慮されたJR型車両と違い
両引き扉の採用など本州型通勤電車と大差ない印象を与えますが、床下全体を覆う塞ぎ板や耐寒性を重視した円筒案内方式(シュリーレン)台車。
吹雪の時の視認性向上を図った4つ目ヘッドライト等、細部を見ていくと明らかに北国の電車だと言う事を感じさせてくれます。
 路面電車に置いて、初めてヘッドライトのHID化を行ったのも札幌市電なのです。

各鉄道会社の車両解説 Each Vehicles Description
※各車両の画像あるいは形式番号をクリックすると解説ページへ飛びます。   05/12/2010 札幌市電市内線A970形の項目追加。

01:定山渓鉄道!Non Scale

定鉄2300系
 2300型 1959年登場。1983年改造。定鉄在来車の中で近代化後も唯一生き残った車両。2000年引退。
定鉄2400系
 2400系 1976年登場。東急旧5000系改造車。定鉄再生期を支えた「赤い平面ガエル」2003年引退
定鉄4000系
 4000系 1977年登場。札幌市営1000系の同型車。定鉄初の完全新造新性能車両にしてオールアルミ連接車両。
定鉄2600系(急行用)
 2600系 1977年登場。旧国鉄157/181系の下回りと新造車体を組み合わせた急行用転換クロスシート車 定鉄初の冷房車
 431系2000番台 1995年登場。JR北海道431系の同型車両で私鉄初の交直流車。通称「メロディ電車」。
定山渓鉄道6000系

 6000系 2002年登場。石狩線開業用車両、札幌市営地下鉄5000系の同型車両。日立A-Train規格準拠の4扉車

 2700系 2002年登場。定鉄本線真駒内~定山渓および平岸支線区間運転用。元南海電鉄22001系。

定山渓鉄道5500系
 5500系 2004年登場。新琴似~簾舞間2400系完全置き換え用。相模鉄道5100系および2100系に台車交換・側窓固定化等の改造を行った物。
定山渓鉄道5500系

 7000系+1100系 2009年登場。ホームドア導入を前提にした2600系置き換え用特急/急行用マルチシート+クロスシート車。

※ ここから下は非営業用車両
 EDR2000 2007年登場。工臨・除雪用。鉄道総研の試作によるディーゼル・架線・フライホイールバッテリートリプルハイブリッド機関車
02:札幌市営地下鉄!Non Scale
札幌市交通局 地下鉄南北線1000系
 1000系 1977年登場。札幌市電連接車のコンセプトを受け継いだオールアルミ製連接車両。札幌市営初のチョッパ制御車
札幌市営地下鉄 3000系
 3000系 1983年登場。南北線北24条~新琴似開業に合わせた増備車両。札幌市営初の新製冷房車。
札幌市営地下鉄5000系
 5000系 2002年登場。定鉄石狩線開業用増備車。札幌市営初の20m4扉車で日立A-Train規格準拠。Mc-Taユニット方式採用。
03:札幌市営路面電車!Non Scale
札幌市交通局 市電東西線A2000型
 A2000型 1982年登場。市電東西線快速運転専用。江ノ電1000系をベースにした当時国内最大の大型連接電車。下回りは地下鉄1000系と共通。
札幌市交通局 市電東西線500型

 500型 1982年登場。市電東西線各停用。 米フィラデルフィア市電用車両をベースにした川崎重工製ワンマン車。

750型

A880型 1978年登場。保留されていた路面ディーゼル車D1040型の車体と軽快電車規格の新造台車・制御機器を組み合わせた連結車。

A101型
 A101型 1981年登場。親子電車M101+Tc1を永久貫通連結化した連結車。
札幌市交通局市内線 A900型
 A900型  1983年登場。山鼻・苗穂線旧型連接車置き換え用の東急玉川線200型の流れを汲む部分低床ワンステップ車。札幌初のVVVFインバータ制御車
札幌市交通局A910型

 A910型  1989年登場。山鼻・苗穂線用。国内初、世界でも仏グルノーブル市電についで2番目のノンステップ部分超低床連接車、東急車輛製。

札幌市交A970形
A970型 1997年登場。桑園線および330型、210/220/230型置き換え用小型100%低床ワンマン連接車。熊本市電9700と同タイプの独ADトランツ製。
A890型 1999年登場。A820/A830型連接車の車体更新によって生まれた65%低床車。車体はJR北海道苗穂工場にて製作された道産子電車。
 A2500型 1989年登場。東豊線快速運転専用。 A2000型の改良型で国内市電最速の100km/h運転に対応。 
札幌市営交通600型
600型 1989年登場。東豊線各停専用、地方私鉄向け規格型車両LE-ECをベースにした富士重工製単行ボギー車。
 A2800型 2001年登場。東豊線東苗穂延長開業用。 W杯観客輸送を目的に改正軌道法に対応した国内最大の大型連接車。
04:北海道旅客鉄道!Non Scale

 431系 1995年登場。市電東西線大通乗り入れ用のJR北海道初の交直流車。721系の車体・足回りにJR東日本E501系のインバータ搭載。

 731系1000番台 2001年登場。札沼線学園都市線区間用及び函館本線岩見沢以遠/室蘭本線苫小牧以遠用の2両連結セミクロス車。

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